PASMOは便利なのか

日曜日からPASMO発売、SUICAとの相互利用が可能になった。日曜出勤だったので行きがけに記念カード買えたら・・・と思ったが甘かった。どの駅でもさっさと売り切れてしまったようだ。

私はJRとTXを南流山駅乗り換えで使っている。いままでSUICAとTXの磁気定期券の二枚もちだったのが、一枚になる・・・と思って、JRの南流山駅で聞いたら、「できません」。
エエエ!?

納得がいかないので、TX南千住駅で聞いたら「できます」。念のため、JR南千住駅で「JR南流山駅でできないって言われたんだけど・・・」と聞いてみたら、奥に聞きに行って、しばらくしてもどってきて発券する機械でどうやら実際にシミュレーションしてくれたみたいで、やっぱり「できます」。というわけで二対一の多数決で、一枚になるということに・・・なるのか?!

まあこういうものは最初は混乱するので仕方ないと言えば仕方ないが、多数の路線が入り組んでいる都心とは違うのだから、JRとTXの乗り換えしかない南流山駅のJR社員はしっかりしてほしい(もちろん一枚に出来ないんだったら南流山の勝ちである・・・がなぜできないんだ!?)。判定は・・・残り日数が少ないので、あっちで払い戻してこっちで発行、みたいなのがややこしいから、次の買い替えの時に一枚にするつもりなのでそのときに。

高校生のムスコはJR-TX−メトロの三路線なので、あいかわらず一枚にはできないらしい。となるとこれが案外面倒である。SUICAPASMOを一つの定期入れに入れると誤動作する。だからどちらかを磁気定期券にしてください、というのが公式見解らしい。気になるのは、磁気定期券で入る方でうっかりICカードで通ってしまった場合である。途中で気づいた時には降車駅でナントカしてくれるものと思うが、これが面倒でそのままICカードで出る人もいるのではないか(自腹意識のないムスコなどかなりアヤシイ)。塵も積もれば結構な収入に・・・というのは考えすぎか。自動改札やSUICA導入のころは、改札機で立ち往生することはよくある光景だったが、今度は間違って「通ってしまう」のだ。プリペイドは使う時の抵抗感が少なく、ついついお買い物なんかもしちゃうから・・・思う壺だよなー。

とはいえ新しい物好きのムスコはSUICAPASMOをどうしても持ちたいらしく、どっちかはチャージしないでおくとか言っていたが、一つの定期入れに入れられないというので思案中のようである。区間の長いTX-メトロのほうをPASMOにして、JRは磁気にしたら、と言っているのだが、いったんSUICAを使ってしまうと、いまさら磁気にもどりたくないというのはわかる。ICカード二枚入れられる定期入れというのも試してみたいが、ムスコは長年財布付定期入れを愛用しているので、持ち物が増えるのはうっとうしいようだ(ワタシのムスコだやはり)。

さてさて、今日はせっかくなので通勤途上に普段は徒歩のところを都バスにSUICAで乗ってみた。バス停に注意書きが。「紙の定期やシルバーパスの方、SUICAPASMOを読み取り機に近づけないようご注意下さい」。当然、SUICAPASMOを持っていれば、紙の定期やシルバーパスと同じ定期入れに入れてあるだろうから、これを背の低いお年寄りや子どもが運転手さんにハッキリ見せようとすると、ポジション的にはもろに読み取り機の上にかざす位置になる。非接触読み取りの機械がピッ! というわけだ。うーん、これはけっこう、ありそうだ。

というわけで、まあいろいろありそうなPASMOの登場である。それにつけても・・・記念カード欲しかったなあ・・・。