フルハウスがすき

実は「フルハウス」大好きです。DVDボックスは手が出ませんでしたが、ファーストシーズンとセカンドシーズンの3枚ずつの2セットがお安く出たので(合計4セット12枚で8千円くらい)、迷わず注文してしまいました。

今も教育テレビで再放映中のアメリカのホームドラマで、設定をご存じない方は調べていただくとして(笑)、まあとにかく、わたしから見ると、まず子どもたちがかわいくて仕方がない。長女、次女、三女の性格付けが典型的といえば典型的だが、そこがまたよいところで。

思えばパパは何でも知っていたり奥様は魔女だったり、宇宙家族ロビンソンなんてのもあったし、名犬ラッシーやらわんぱくフリッパー、そしてもちろんアウターリミッツ、漫画でもフェリックスやらマイティハーキュリーやら、子ども時代の性格形成に受けた影響はかなりのものでしょうねえ。鉄腕アトムウルトラマンの影響ももちろん大きかったですけど、アメリカのホームドラマ、シチュエーションコメディは、家族で楽しんでいたから、何か今でも再放映を見ていると、一家団欒というか、家庭の暖かい雰囲気を思い出すのかもしれませんね。あんな大きくて綺麗な家に住んで、ドタバタ楽しく過ごしたいなあというか。たどり着いた現実はマア、アレなんですが(苦笑)。

もう20年近く前のドラマだから、子役たちはもうとっくに大人になっているわけで、ホッケー選手と結婚した長女、離婚と薬物中毒を乗り越えようとしている次女、ファッションブランドももっている実は双子の末っ子と、みなそれぞれリアルな人生を生きていて、子役で有名になるということのタイヘンさをそれぞれ物語ってもいるのですが、そんなことを知っていても、このドラマの気の利いた脚本、大人の男三人と娘三人の奇妙な共同生活の設定の愉快さ、そしてとにかくこの子役たちの愛らしさは、ワタシにとってなによりの癒しです。ウチはむさくるしい息子二人だしねえ。ちなみに息子たちもフルハウス、だいすきです。