48歳

 行って来ましたよ東京ドーム。ワタシと同い年のアノ方の追加公演。最近お疲れ気味の妻が大ファンなモノで、ちょっとフンパツして気を利かせたつもり。
 仕事帰りに妻と待ち合わせて、7時の開演に間に合うかどうか・・・と思ったら、1時間以上始まらない。ドームも最初は空席が目立つね、なんて言っていたら、7時半頃にはいっぱいに。前日も50分遅れということだったから、賢い人たちはゆっくりきたのだろうか。
 ドーム自体が初体験だったが、始まるまではビールやチューハイをお姉さんたちが売りに来るので、野球見物気分。フラッシュたかなければカメラもOK。考えてみれば大会場のライブなんて、結婚する一ヶ月前に、やはり妻と行った爆風スランプの嗚呼!武道館以来だ。あのとき2階席だったワタシたちに、サンちゃんが「二階席のみなさん、みえますかあ?」と言ってライブが始まったのだった。今回は1階席のわりと前のほうで、アリーナの後ろのほうよりはステージはよく見えたと思うが、やっぱり遠いなあ。それにしてもワタシたち、・・・歳も体重も増えたもんだねえ。
 8時10分を回ったところで、やっと照明が落ちる。ライブは見事に構成された、スキのないショウだった。お下劣も政治的メッセージもここまで演出されると、後から考えると毒が抜けてしまうが、それでもあの場では、きっぱりと、ストレートな主張は小気味よい。開演が遅れても、アンコールがなくても、大統領をコケにしても、まったくOKな彼女は、確かにとんでもない大物でした。
 客層はあきらかに年齢層ちょい高め。数列前の若いカップルのノリがちょっとまわりから浮いていたりして。スタイルやファッション的には「負けない!」という感じでも途中で座って休み休み、という方も少なくなかったかと。自分たちはけっこうがんばりましたよ! ステージが遠くても、楽しんだのは確か。ディスコ世代の妻はノリノリ(死語か?)でしたが、さて今日これから仕事にいけるのか?・・・と心配していましたが、ごそごそ起きだして来ました。腹が減って目が覚めたそうです。夢のようなライブの後の、我が家のリアルなライブ中継でした。